※このコラムは北九州地区労連の機関紙「北九州地区労連ニュース」の労働コラムより掲載しています。
● 15年08月26日 労働法コラム

労働法コラム 第23回 未成年者のアルバイト



東 敦子 弁護士

137876夏休みです。アルバイトに励む未成年者も多くみかけますが、親が実態を把握しているのか気になるところです。中には「えっ働いていたの?私が了解してないのに?」という親もいるかもしれません。雇用契約も法律行為ですから、未成年者が契約をするには、一般的に親の同意が必要で、同意のない契約は取り消すことができます(民法5条)。もっとも、取り消すまでは有効な契約ですから、知らなかったという親も、頭ごなしに文句を言うのではなく、まずは契約内容を確認してください。

雇う側も、満18歳未満の者を雇用する場合は、その年齢を証明する戸籍証明書などを事業場に備えつけなければなりません(労基法57条)。自己申告や履歴書の記載だけで年齢確認を怠って、深夜営業をさせれば雇用主にもペナルティがあります。

私たちがよく出会うのは、逮捕されて仕事に行けなくなる未成年。それまでに働いていた分の給料は当然請求できます。でも、なんだか気まずい。「ご迷惑かけてすみませーん。給与を払ってください」とアプローチ。「また働きに来いって伝えて」と雇用主からの笑顔と給与。ブラック企業の対極にある太っ腹な社長が未成年の雇用を支えてくれている、嬉しくなる瞬間があります。


<< >>

  • WEBで簡単仮予約

  • 相談予約時間

  • Q&A

    相談予約時間
    借 金 交通事故 労  働 離  婚 相  続 後  見 刑事・少年
  • ひょうきん弁護士

    ひょうきん弁護士

    安部千春弁護士が、10日に一度、自分の活躍を面白可笑しく書いています。

  • 事務所だより ダウンロード

    事務所だよりダウンロード
  • Count per Day

    • 230595総閲覧数:
    • 38今日の閲覧数:
    • 22今日の訪問者数: