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● 17年12月01日 ひょうきん弁護士

ひょうきん弁護士2 №204 八幡市民会館使用拒否事件 糾弾を宣伝する方が悪い



「糾弾が行なわれた場所は市庁舎の大会議室ですね」

「はい、そうです」

「40時間近く、人を缶詰にして夜も帰さず仮眠だけさせて学習会を行なうということは異常な事態ではないですか。これこそが人権侵害ではないですか」

「はい、それはもうある意味では部落差別そのものが、むしろ異常な事態でありまして、その差別がなぜ起きてるのか、それをなくするにはどうすればいいのか、あるいはそのことに対して行政はどのように差別をなくすために取り組んでいくのかということ、そういう真剣な話合いがあるわけですから、やはり時間もかかったわけです」。
「糾弾をされた人は、部落はこわいという意識を持つようになる危険性はありませんか」

「まあ、もともと先程申し上げましたように、非常にこわいという認識を市民の中には持ってる人があるわけですから、先程申し上げました、今日の証拠にも出ておりますが、就職差別をした人は、やはりこわいという意識の中から同和地区の人を実は不採用にしましたという証言も、新聞に出ておりますが、むしろこの場に出て最後までおられた人たちは、糾弾というものの持っている教育的な意味を理解されまして、あるいは、最初はこわいという意識があったかもしれませんけれども、最終的な総括が終ったあとでいろいろ感想を聞きますと、むしろ非常に生まれて初めての真剣な話合いをしたと、差別というのは、こんなにきびしい意味合いを持っているのかということで、肌で感じたということでむしろ、ほんとうにこれからは差別をすることがどんなにいけないことかということがよく理解をできたということで、こわいというような、そういう感情を残こすということではなかったと思います」

「北九州市民は、部落はこわいという意識を持っているというふうに証言されましたが、こういう糾弾学習会をやればやるほど、北九州市民の中に部落はこわいという意識が蔓延するのではないでしようか」

「今、申し上げましたように直接、学習会に参加した人たちは、糾弾というものが持つてる意味合いを理解されて、こわいという意識はないと思いますが、逆にこういったことが暴力である、おどしである。おどし、糾弾という形で宣伝がされることが先程から申し上げるように、逆に市民の中にこわいという意識を蔓延させていく、むしろそちらのほうが問題ではないかというように私どもは申し上げているわけです」。


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