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● 18年05月21日 ひょうきん弁護士

ひょうきん弁護士3 №08 「2003年憲法集会」その1



毎年私達は憲法記念日の5月3日、憲法を守るため憲法集会を開催してきた。例年、憲法学者を呼んで講演会などを行ってきた。集まるのは市民数十人、よく集っても100人程度でした。私は弁護士になって33年、32回憲法集会に参加してきた。私達はだいぶ年をとり、くたびれてきたので去年から若い弁護士達に企画、運営、動員を交替した。

去年、若者達はフレッシュかつエネルギッシュに、憲法集会を開催した。ハンセン病患者を沖縄から呼び、被害の実情を話してもらい内容も充実し、参加者も200人を超えた。

若者達は今年もはり切って企画をはじめた。

私は若者達のじゃまにならないように企画会議にも参加しませんでした。

私の事務所には若者は東弁護士しかいません。

ある日、東さんが私に声をかけてきた。

「今回の憲法集会は朗読劇をすることになりました。内容は小泉純一郎をもじってコワ泉純一郎が天使に案内されて、構造改革の被害の現場を見て回り、憲法がいかに蹂躙され国民が苦しんでいるのかを知り反省をするというものです。コワ泉純一郎を演じることができるのは安部先生しかいませんので、劇に出て下さい」

「いやです。私はもう引退した人間です」

「引退するような年じゃないでしょう。先生しかいないんですから」

「いやなものはいやです」

「そんな事いわないで。天使は私がします。ここは黒崎合同の名を高めるために、ぜひ御出演を」

「しようがないな」

「5月1日、メーデーの後で練習しますので来て来て下さい」

 

次回につづく


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