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● 18年12月11日 とんとん日記

とんとん日記9



あおり運転の裁判や事件報道が後を絶ちません。皆さんは怖い経験したことはありますか?私は幸いなことについ最近までなかったのですが、今年はじめて「あおり運転」と「横づけ」を経験しました。

その日は、知人と私の4人で八幡からタクシーに乗車して、小倉方面に向かっていました。私は助手席だったのですが、車に乗ると寝てしまう習性で気持ちよく眠りについていたところ、なんだか安眠を妨害する音が。後続車がビー、ビー、ビーと延々とクラクションを鳴らしながら、追いかけてくるのです。最初はどうしてこんなことになっているのかわかりませんでした。とにかくやかましい。

大きな直線道路から下って信号停車したところ、左側に横付けした車の運転手が窓をあけて、なんだか怒鳴っています。すると、タクシーの運転手さんもヒートアップして「お前が悪い。今、お客さん、乗せてるからついてこい!!」というのです。おいおい、私の目はしっかりと覚めました。そして、運転手さんに「ついてこいは、困ります。これから私たちは目的地に行くのですから、その場所をこの人に知られたくありません。お金は払うから近くで降ろしてください。」というと、運転手さんは私たちにはもちろん優しく、「いえいえ、お客さんを送り届けるのが私の仕事です。それはできません。」・・・まあ、その心意気はわからないでもありませんが、正直嫌です。もう一度、丁寧に言いました。「すみませんが、あなたのお仕事に対するお気持ちはわかりますが、私たちはあの人について来られるのが嫌なのです。だから、降ろしてください。」・・・その隣で、左の車の運転手は怒鳴っている。もうカオス、誰と話したらよいのやら。

仕方ないな・・・と、私が助手席の窓をおろして、「やめてください。私たちはここで降りたいと言っているのですが、それも難しいようです。もう少しで右折したら、小倉北警察署ですから、警察署であなたの言い分を言ってください。」と言いました。わーわー怒鳴っている相手の人は「警察署」という言葉には反応し、もごもご言いながら、信号が変わってもついてきたので、タクシーの運転手さんに「警察署に行って」と言いました。しかし、後ろからついてきていると思ったその車は右折せず、直進していってしまいました。

私はタクシー運転手さんと、追ってきた車の運転手の対応をしていたのでよくわからなかったのですが、後部席に乗っていた知人の話では、あおって運転してきた車には後部座席に女性が乗っていて、「やめて」と止めていたそうです。それもあってか、どこかへ行ってくれました。

普段、こんな仕事をいていますので、こんなトラブルが起きても、そんなに心拍数は上がらないのですが、右と左で怒鳴りあっている男性に困ったもんだと思った出来事でした。あんなに興奮したら、お互い危ないです。

ちなみにDVの男性に車の運転が荒い人、すぐに切れる人が多い印象です。もともとキレやすいという面がありますし、車は等身大の自分を何だか大きくしてしまう魔力があるような気がします。車というモビルスーツを着て戦ってしまうみたいな・・・。あおり運転を減らすためには取り締まりに加えて、キレやすい人をどうやって減らすかということも専門家に検討していただきたいです。


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