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● 19年03月22日 とんとん日記

とんとん日記18



 「すみません。〇〇ヒルズというマンションを探しているのですが・・・」と声をかけられたのは先週の土曜日のことでした。ああ、やはり、私なんだな。これだけ人が歩いているのに必ず道を聞かれるのは私。そう、私はとにかく道を聞かれる人なのです。司法修習生だったとき、自宅から、裁判所に着くまでの間、駅に着くまでに一人目、駅で二人目、博多駅を降りて三人目と朝からわずか2時間の間に3人に道を聞かれるという記録を打ち立てました。どれだけ、聞きやすい顔をして歩いているのか自分でも笑えます。

 

当然、知っているところなら、自信をもって喜んでお答えするのですが、知らない場合も多々あります。以前、東京出張中に声をかけられたときはさすがに「すみません。地元の者ではなくて・・」と申し訳ない気持ちでお断りしました。当時はスマホもなく、携帯での検索も難しかったので。

ですが、最近は知らないところでも、スマホがあります。なので、知らなくても、かかんに私は検索を始めるわけですが、次の問題が方向音痴。スマホをみても現在地を見失ったりで冷や汗が出ます。

 

さて、今回も「知らないマンション」でしたが、そこはお人よしの東さん。さっそく、スマホで検索し、どうにか目的地に近い場所は割り出せました。道を尋ねてこられた方はおそらく外国籍のお母さんと小さなお子さん。ここは連れて行くしかない!!と、一緒にスマホをみながら道案内が始まりました。お母さんは「すみません。ありがとうございます。お時間大丈夫ですか?」と流ちょうな日本語で気遣いされます。私は「大丈夫です。そんなに遠くないですから、一緒に!!」と笑顔。途中まではよかったのです。しかし、地図上であと1分と出るのにマンションがたくさんあって、しかも道がよくわからない。焦る、焦る。あたりを見回すと、おじさんが歩いてきました。ああ、神様、ありがとう。さっそくおじさんに声をかけると、「あれだよ」と指さしてくれました。「で、どうやっていけばいいですか?」と聞くと、「もう一つ前の道を曲がって、まっすぐ上がったらつくよ」と教えていただき、なんとか無事たどり着きました。おじさん、本当にありがとう。

 

そんなこんなで感謝していただけたわけですが、私の道案内はとてもスリリングです。一生懸命ですが、一緒に迷ったりしますので、皆様、こんな私でもよければ声かけて下さいね。


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