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● 20年01月08日 とんとん日記

とんとん日記 34



今年もよろしくお願いします。もはや新年のあいさつもできないタイミングとなってしまいましたが、東は元気にしております。この日記が途絶えてしまい、どうしたのか・・・?とご心配の皆様、申し訳ございません。普段と変わらぬ日々を過ごしておりますが日記が途切れていたのは不徳の致すところです(政治家みたいだ。ダメだな、このあいさつ~)。

さて、皆さんはどんな年末年始を過ごされましたでしょうか。私は昨年までは弟家族と一緒に過ごすことが多かったのですが、今年はそれぞれに事情があり、なんともマイペースな年末年始でした。子どもの頃は祖父母と一緒に生活していたので、従兄弟たちがよく遊びに来てくれていました。

その中で、一番覚えているのは祖母のやんちゃぶりです。祖母は明治生まれの頑固な人で、誰かが何かを買い物するときも、必ず自分の意見を通すという結構大変な人でした。私が学習机の椅子を買い直してもらうときもそうでした。子ども心に「どうして、これを買ってはいけないの?ばあちゃんの言うことを聞かなきゃいけないの?」と密かに不満をもったものです。でも、聞き入れなければ、ものすごい不機嫌が待っているので、まあいいやと受け入れていたのです。

そんなばあちゃんですから、お正月のトランプも花札も絶対に負けたくない、負けが続くと、ものすごく不機嫌になる。そして、叔父や叔母、父母たちは「また、今年もか・・・」と、空気を察してソンタクしはじめるのでした。お正月の朝も、どんなにゆっくり寝たくても、ばあちゃんの大声で起こされる!「いつまで寝とるのか~!!!」子どもたちは仕方なく、起き始めるのでした。

今となっては、正月が来ると、親戚が集まったときには「いや~、ばあちゃんって大変な人だったよね。でも、90歳超えたら、なんか面白くなったね」という話題で持ちきりになりました。

すこーし認知症が入ってきた祖母は確かに面白くなり、突然、遺言書を書くと言って白い紙にペンで大きく書きました。

「遺言書 他人の花子ちゃんに家を全部あげます。よくしてもらったから、何でも花子ちゃんに聞きなさい」とありました。花子は二女です。紛れもなく、ばあちゃんの子どもですが、なぜか遺言書では「他人の花子ちゃん」とわざわざ書いてある!!この遺言書は法律的には無効ですが、楽しい遺言書として大事にとってあります。なぜ、無効かというと、ばあちゃんは家を持っていなかったからです。


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