jocular-lawyer
● 20年01月27日 とんとん日記

とんとん日記 35



もう1月も終わってしまいますね。早いものです。受験生の皆さん一番忙しい時期ですねえ。身体に気をつけて「大丈夫、大丈夫」って自分に言い聞かせてがんばってください。

さて、先週、前回の参議院選挙で惜しくも議席を失った仁比そうへい弁護士と話をする機会がありました。他県からも弁護士が集まって、再び仁比さんが議員として力を発揮していけるように、これからの取り組みはどうあるべきか、自分たちに何ができるか、いろんな話をしました。

ところで久しぶりの仁比さんの一番変わったところは「髪型」でした。短くなって若くなっている・・(この「若くなっている」という表現に自分の年を感じてしまうなあ)。でも、冬なのに相変わらず日焼けしている。これはあちらこちらと災害の現場にかけつけたり、困っている人の側にいって話を聞いたりしているからです。この活動を絶対に国会でいかしてもらいたい!みんなが強く思った会合でした。

国会に目を向けてみると、桜問題、IR汚職、夫婦別姓ヤジ、公職選挙法違反問題と何ともぐちゃぐちゃ。「資料はない」「(本当は資料あったけど)これを出せって言われなかったから出さなかっただけ」「儀礼の範囲内」「捜査に支障があるから」・・・と、言いたい放題だなと悲しくなります。これでは政権の支持者からも「おかしい!」という声が上がるのも当然です。

今から788年以上も前に定められた御成敗式目は、北条泰時が源頼朝以来の先例や武家社会での慣習や道徳をもとに制定した法令ですが、その30条には、問注所の判決を待たずに有力者の書状を提出し、裁判を有利に進めることの禁止を定めたものがあるそうです。「有力者を知るものは得をし、そうでないものは損をするという不公平な裁判」にならないようにするためです。

そんなことをちっとも気にしない人たちが世の中を動かしていることに怒りを覚えつつも、そういう人たちを選挙で選んでいるのも国民。「何をしたって変わらない」と諦めたらそこで終わり。思えば、いつの受験勉強も最後の最後までがんばったみたいに、政治を良くしていくことに終わりはないけれど、どの節目もこつこつとできることをしていって、「有力者を知るものは得をし、そうでないものは損をする」世の中を変えていきたいと思います。

 


<< >>