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● 20年06月15日 とんとん日記

とんとん日記40



あっという間に6月になっている。私のカレンダーは一ヶ月が日めくりなみだ・・・。久しぶりの日記は「司法修習生と一緒」がテーマです。本当は4月24日から開始だった弁護修習はコロナのため「自学修習」となり、前例のない特殊な状況での修習となりました。司法修習は裁判官、検察官、弁護士になる前に実務を経験して、研鑽を積む大切な期間です。その期間に「実務が経験できない」となるのは本当にかわいそうの一言でした。

ようやく5月21日から実務修習は始まりましたが、終わりは6月18日です。一ヶ月もありません。短い期間に少しでもと多くの相談や打ち合わせに修習生を立ち会わせていただきました。ご協力いただきました相談者様、依頼者様、本当にありがとうございます。

ある日、○○罪で逮捕されているAさんに修習生と一緒に面会に行きました。裁判の打ち合わせのためです。私はAさんの事件のこと、将来のことで頭がいっぱいの質問でしたが、修習生は「猫が心配ですね」とAさんがかわいがっている猫の話で語りかけました。そこからAさんの猫愛が熱く語られて、「早く会いたい。しっかり反省して一日も早く戻らないといけない」と面会時間は終わったのでした。その事件の弁論要旨を修習生と一緒に作りましたが、「Aさんは動物好きの優しいところがある」と書かれていて、Aさんにとってはうれしかったのではないかなと思いました。修習生と一緒にいると緊張するのですが、新しい視点や発見があって、とても刺激になります。もう来週で終わってしまいますが、皆さんがどんな思いで弁護士に相談に来られるのかをしっかりと受け止めて、よい法曹となるための研鑽を積んでいってもらいたいと心から思います。


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