● 12年09月20日 ひょうきん弁護士

ひょうきん弁護士2 №23 北九州市長候補 松本洋一の誕生 1



めずらしく二人とも暇だったので、私は吉野高幸弁護士と松本先生のところに遊びに行った。むろん目的はあった。

吉野「いよいよ北九州市長選ですが、革新陣営はまだ候補者も決まっていない。これじゃ選挙になりません、そろそろ候補者をきめなくっちゃならんと思うのですが、先生はどう思われとるとですか」

松本「そりゃそうや。選挙は候補者や。いろいろ政策を云うたって、有権者はそんなもんに関心はないわ」


吉野「だからその候補者はどうするとですか」

松本「お前、俺に候補者をどうするかと言うたって、そんなもんは策士のお前の仕事やないか」

吉野「だからこうやって候補者をどうするのか先生のところに相談に来たわけです」

松本「内田先生(カネミ油症事件弁護団長)やら、梅田玄勝先生(カネミ油症の医師)やら、おらっしゃるやないか」

吉野「内田先生にはこの前、県知事選挙で無理をして出馬してもらいましたので、もう頼めんでしょう。あそこは奥さんが選挙に反対で、今度出馬したら離婚と言われとるとです」

松本「そりゃ、ちょうどいいんやないか。内田さんも別れたがっとったやないか?」

吉野「そんな冗談を言っとる時じゃないです。梅田先生では社会党がウンと言わない」

私「結局、革新統一候補となると松本先生しかおらんということです」

松本「何かお前、その物の言い方は!俺じゃ不足というんか?」

 


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