労働法コラム 第33回 採用内定取消について
弁護士 平山博久 1 はじめに この時期は新社会人を多くみかける時期です。他方で、社会人予定者の方が内定を取り消されるというケースも少なからず存在します。 そこで、今回は、内定をめぐる法律関係について整 […]
弁護士 平山博久 1 はじめに この時期は新社会人を多くみかける時期です。他方で、社会人予定者の方が内定を取り消されるというケースも少なからず存在します。 そこで、今回は、内定をめぐる法律関係について整 […]
弁護士 溝口史子 日本の医療は、これまで医師の長時間労働により支えられてきました。医師のうち勤務医には労働基準法が適用されますが、実態として、常勤勤務医の約4割が年960時間超、約1割が年1860時間超の […]
少し前まで、学校の電話は夜遅くまで「つながり放題」でした。今でも、いじめや不登校問題など困難を抱える生徒・保護者には教員からの連絡が時間外にあることもめずらしくありません。文科省の2022年度の教職員勤務実態調査の結果 […]
はじめに 憲法28条は労働者の団結、団体交渉権、団体行動権を保障しています。 今回は団体交渉権について考えてみます。 団体交渉権は労働者が個人ではなく集団で(団体で)使用者と交渉を行う権利で、労働者が 代表者を通じて使用 […]
黒崎合同法律事務所 弁護士田邊匡彦 在職中の秘密保持義務 「社内でのいじめを相談するために弁護士に人事情報や顧客情報を手渡したとして懲戒解雇されましたが、争えますか?」 労働者は、在職中、労働契約に […]
平山 博久 弁護士 1 2006年4月に労働審判制度が導入され、17年が経過しました。それまでは解雇にしても賃金にしても、配転命令にしても、パワハラ等にしても、労働関係の訴訟を起こすとなると、長い心理時間がかかっており、 […]
平山 博久 弁護士 退職金についてはこれを支給する会社が多数存在すると思います。 しかし、実は、退職金を支給するか否か、いかなる基準で支給するかについて直接規制する法令はなく、これを払うか否かは本来的に使用者の裁量に委ね […]
東 敦子 弁護士 今年度の就職活動がうまくいかなかった人も、来年度、就職活動を始める人も、求人情報に余念のない季節がやってきました。 就活浪人した大学5年生のAさんは、毎日のように親から「就活はどうだったか?」と聞かれ、 […]
弁護士 溝口 史子 最近、男性国会議員が育児休業を取得したいと発言し、議論となりました。国会議員は労働者にあたらないため労働関連法の適用がなく、育児休業中も私達の税金から歳費が支払われる点などで、国会議員 […]
平山 博久 弁護士 1 ある従業員を採用するにあたり、一定の試用期間を置く会社や個人事業主は多いかと思われます。 では試用期間中の法律関係、試用期間終了後の法律関係等についてはどのように考えられているのでしょうか。 2 […]