ひょうきん弁護士2 №209 土地ころがしその1 発覚
小倉タイムスが同和がらみの土地ころがしを報道した。しかし悲しいかな、マスコミはどこも取上げず、無視した。この頃は同和問題を取上げることはマスコミではタブーだった。北九州市が裁判で敗訴すると裁判事件だけは報道したが、北九州 […]
小倉タイムスが同和がらみの土地ころがしを報道した。しかし悲しいかな、マスコミはどこも取上げず、無視した。この頃は同和問題を取上げることはマスコミではタブーだった。北九州市が裁判で敗訴すると裁判事件だけは報道したが、北九州 […]
当然私達は勝訴した。 本件の主文は次のとおりである。 主文 一、被告は原告に対し、金144万9740円およびこれに対する昭和53年6月23日から支払ずみまで年5分の割合による金員を支払え。 二、原告のその余の請求を棄却す […]
判決では、北九州市の八幡市民会館使用拒否が違法であることを以下のとおり明確に判示している。 「被告は、原告が演説会を開催することによって被告の取り組んでいる同和問題の早期解決に障害を惹起させ、被告の諸施策の遂行に重大な支 […]
結局のところ、ビラの内容はすべてが真実であるごとを認めている。認めていないのは、これがおどし糾弾であることである。 常識的に考えれば、学校の先生を呼び出して午前10時から翌日の夜の11時40分まで糾弾すれば、これはおどし […]
「次に糾弾の理由についてお尋ねしますが、このビラでは、『小倉女子商業の場合、遅刻した同和地区の生徒に、みんなの前で注意しなかったのは差別だ、教師が「解同」をこわいと思ったのも、差別だという暴力団式のいいがかりです』とあり […]
「『つぎつぎとたたみかけて尋問式に追及し』とありますが、事実ですか」。 「はい、これはその前段で、高校で発行いたしておりました雑誌の中に部落差別そのものの表現内容があったことが出発点になっておりますので、その背景について […]
北九州市は、日本共産党が解同に対していわれなき誹諦と中傷を加えることによって差別を助長させているという。そしてその証拠は日本共産党が発行したビラである。どこから入手してきたのか知らないが、北九州市は証拠としてこのビラを裁 […]
日本共産党八幡遠賀地区委員会は昭和53年4月21日、同年5月26日午後5時から同10時までの間、八幡市民会館の使用承認申込をなし、即日その承認を得た。 ところが演説会当日になり、右市民会館館長は午後5時50分頃、集会にや […]
当然私達は勝訴した。判決は以下の通りである。 「原告らが被告の再三の勧告にもかかわらず本件進学奨励金等の交付申請を、解同若松地協を経由して行わなかったのは、従前原告らの所属していた解同波打支部が解同から脱退して全解連に加 […]
原告らの保護者は、昭和52年3月29日、全国部落評放運動連合会(以下全解連という)若松支部の田中学支部長、今井春夫書記長及び野依勇武北九州市議会議員らとともに、北九州市教育委員会へ赴き、学事課係長に面談のうえ、若松高校の […]