● 24年04月24日 労働法コラム
労働法コラム 第33回 採用内定取消について
弁護士 平山博久 1 はじめに この時期は新社会人を多くみかける時期です。他方で、社会人予定者の方が内定を取り消されるというケースも少なからず存在します。 そこで、今回は、内定をめぐる法律関係について整 […]
● 24年03月26日 労働法コラム
労働法コラム 第32回 医師(勤務医)の働き方改革
弁護士 溝口史子 日本の医療は、これまで医師の長時間労働により支えられてきました。医師のうち勤務医には労働基準法が適用されますが、実態として、常勤勤務医の約4割が年960時間超、約1割が年1860時間超の […]
● 24年03月05日 労働法コラム
労働法コラム 第31回 教員の定額働かせ放題と過労死問題
少し前まで、学校の電話は夜遅くまで「つながり放題」でした。今でも、いじめや不登校問題など困難を抱える生徒・保護者には教員からの連絡が時間外にあることもめずらしくありません。文科省の2022年度の教職員勤務実態調査の結果 […]
● 24年02月02日 労働法コラム
労働法コラム 第30回 団体交渉権
はじめに 憲法28条は労働者の団結、団体交渉権、団体行動権を保障しています。 今回は団体交渉権について考えてみます。 団体交渉権は労働者が個人ではなく集団で(団体で)使用者と交渉を行う権利で、労働者が 代表者を通じて使用 […]
● 23年12月18日 労働法コラム
労働法コラム 第29回 秘密保持(守秘)義務
黒崎合同法律事務所 弁護士田邊匡彦 在職中の秘密保持義務 「社内でのいじめを相談するために弁護士に人事情報や顧客情報を手渡したとして懲戒解雇されましたが、争えますか?」 労働者は、在職中、労働契約に […]
● 23年12月04日 労働法コラム
労働法コラム 第28回 労働審判の現状
平山 博久 弁護士 1 2006年4月に労働審判制度が導入され、17年が経過しました。それまでは解雇にしても賃金にしても、配転命令にしても、パワハラ等にしても、労働関係の訴訟を起こすとなると、長い心理時間がかかっており、 […]